JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

スポーツ外傷・障害予防の立場からスポーツを支えるために NPO法人JATAC事務局
(お問い合わせはメール又はFAXでお願いします)

2019年12月23日

JATAC講習会報告(大阪、令和元年12月8日)

 第一講演 牛島詳力先生による「アーチのテーピング」では、横アーチと内側縦アーチをサポートする、ウィンドラス機構(巻き上げ機構)に着目し行われた。
ホワイトテープで行う時は最初にアンカーを足底からMP関節部に巻くのだが、ここに工夫がみられた。足背の部分を縦2本に切り交差さる事でシワが少なく、また、広い範囲に重ねる事で剥がれにくくされていた。また、外反母趾にも対応可能とのこと。2本目は内側縦アーチを形成する為に、母趾背屈位で第1MP関節を踵骨に近づけた状態で固定した。この過程が最も重要であり、後の過程もこの2本目を固定するものであった。
ダイナミックテープの場合では、伸張した瞬間から張力が働く特性を生かし、テンションをかけずに沿えるように巻かれた。
どちらのテーピングでも、歩行時には蹴り出す際の推進力の違いが明確に感じられた。幅広いスポーツ現場でアーチ低下による怪我や怪我の予防、パフォーマンスの向上に効果が期待できる内容であった。
左上.png右上.png
中間左.png中間右.png
第二講演 田中誠人先生による「肩関節脱臼整復の最前線」では、ラグビー選手の症例を挙げたスポーツ現場の近況や外科的処置が紹介された。
ラグビーで肩関節脱臼は肩部の負傷では2番目に多い。順序としては肩鎖関節脱臼、肩関節脱臼、腱板損傷、骨折の順となる。反復性脱臼にはバンカート修復術や烏口突起移行手術などの外科的処置が行われ、不安定性(Unstable Painful Shoulder)には注射、肩甲骨周囲筋トレーニングでの改善が紹介された。検査時は服を脱がして視診、肩峰の突出や骨頭の有無の確認する事など、現場でも慌てずに合併症の確認など見落としの無いようにすることを教授頂いた。肩甲骨の位置、骨頭の転位を踏まえ、筋スパズムを考慮し若干の屈曲位で行う方が整復しやすくなるとの事で、整復に対するイメージが深まった。整復後の固定肢位は内旋位より外旋位の方が効果的で再脱臼率が下がる。これは肩甲下筋の伸張により前方の関節包などの安定機構が高まると考えられる。
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posted by jatac-atc at 21:23| 本部研修会

2019年12月22日

東京マラソン2020 ボランティア・トレーナー募集のご案内


NPO法人JATAC副理事長(東京支部長)小池龍太郎

 師走の候、JATAC会員の皆様におかれましては益々ご健勝の事とお慶び申し上げます。平素はNPO法人JATACの活動にご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございます。
さて、今年も東京マラソンの季節になりました。今回も東京マラソン財団からJATACに対して正式なAT支援のオファーがありました。奮ってご参加の程お願い申し上げます。


1. 日時・コース・活動場所
1) 日 時 :令和2年3月1日(日)午前10時ころ〜
2) コース :スタート(東京都庁前)→フィニッシュ(東京駅前・行幸通り)
3) 活動場所:明治安田生命ビル4F(東京都大手町)

2. 参加募集 
○JATAC会員 40名
※ エリートAT対応は実施しません。

3. 募集方法
○募集対象者: JATAC会員。

4. 申込期限
○募集締め切り:2020年1月20日

5. 申込み先
○添付の申込み用紙に必要事項を記載し下記迄(メールor FAX)
 〒104-0054 東京都中央区勝どき3-3-6 4F
東京支部事務局(輿水接骨院)
メール miemasa-koshi@kub.biglobe.ne.jp
FAX 03-6228-1193

東京マラソン参加申込書2020.xlsx

以上

posted by jatac-atc at 14:58| トレーナー募集

2019年12月20日

過去の全国活動報告会(第21回〜24回大会)

令和元年7月14日〜15日、明治東洋医学院専門学校、大阪
アスレチック・トレーナー研究、第4巻、2019
提言:我が国のAT学研究を考える(その2)―研究に関する思考力・表現力・論理力―
片岡 繁雄(JATAC研究顧問、北海道教育大学名誉教授)
第24回全国活動報告会(2019)
講演:アスレチックトレーナーに求められる人物像
Team Behind the Team ―個と集団の狭間を行き交うトレーナーの相克―
上田 滋夢(追手門学院大学社会学部大学院教授)
市民公開講座:スポーツ現場に必要となる法律の知識
寺川 拓(ひなた法律事務所)
講演:「フットウェアーからアスリートをサポートする」 新世代のソックス開発からアスリートを
支援する −モノづくりによるチームサポートー
橋本 賢太((株)クレアヴィータ代表取締役)
ワークショップ(その1):ゴルファーのコンディショニング,ゴルフスウィングにおけるフィジカルスクリーニングとコレクティブエクササイズの指導
森 大輔((株)チャレンジ、ATC)
ワークショップ(その2):バイオメカニカルテーピング
牛島 詳力(MS,ATC、柔道整復師 JATAC本部理事) <
埼玉支部活動報告、埼玉県バレーボール協会「バレーボール選手の肩関節痛と肩こり」発刊に携わって
今井 裕之、遠藤 慎二
東京マラソン2019活動報告及びこぶしハーフマラソン活動報告
小池 龍太郎
バイクレーサーの上腕骨骨折―橈骨神経麻痺に対するアプローチ
岩坪 亮弘
平成30年度北海道支部活動報告―北海道地区中体連陸上競技大会等におけるAT活動―
佐藤 勇司
六甲全山縦走トレーナー活動―社団法人事業への協力活動としての取組―
香西 直樹
茨城県中学校県南地区サッカー大会サポート報告
坂巻 庸隆
市民運動会における看護師、救急救命士との合同救護活動に関する報告 その1:熱中症、脳しんとうについて
渋谷 権司
京都丹波トライアイスロン大会in南丹におけるトレーナー活動に関する報告
泉 晶子、神内伸晃、木村啓作
京都丹波ロードレースにおけるケア活動報告
神内 伸晃、泉 晶子、木村 啓作


平成30年9月16日〜17日、中和医療専門学校、愛知
JATACアスレチック・トレーナー研究、第3巻、2018
小論文:東京マラソンのAT支援の総括について ―10年間で何を学び・何に貢献したか・オリンピック支援は可能かー
今井裕之(埼玉支部)、坂巻庸隆(茨城支部)、輿水正子・小池龍太郎(東京支部)
小論文:医療系大学生の障害・治療体験とアスレチック・トレーナーに関する認識調査
岡田展吾((株)すこやかライフ)、松岡勇樹(ふくしま鍼灸接骨院)、片岡幸雄(大阪人間科学大学)
小論文:ATは「好かれるタイプ」か? 「嫌われるタイプ」か?を考える
片岡 繁雄(JATAC学術顧問、北海道教育大学名誉教授)
小論文:ATの会話力の問題について
片岡 繁雄(JATAC学術顧問、JSSPOT顧問、北海道教育大学名誉教授)
第23回全国活動報告会(2018)
講演:東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会における医療サービスについて
宮本 哲也(公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会医療サービス部部長)
市民公開講座:スポーツ現場における救急処置
中島 義仁(公立陶生病院循環器内科兼救命救急センター)
ワークショップ:ロルフィングによるコンディショニング
中村 聖一(SEIICHI NAKAMURA ROLFING(中村聖一ロルフィング)代表)
シンポジウム:2020東京オリパラに向けて
2020年東京オリ・パラに向けてJATACは何をすべきか(AT活動感動の再現)
原 和正(JATAC副理事長)
パラアスリートを支える滋賀県障害者スポーツ協会での実際活動
田中 清久(JATAC理事、滋賀県)
2020オリパラに向けて
中島 義仁(公立陶生病院循環器内科兼救命救急センター)
中学硬式野球クラブチームのトレーナー活動 ―スポーツ現場と接骨院業務との違いについてー
鈴木 圭
中学校運動部活動コンディショニングサポート(スクールトレーナー活動)
原 和正
スポーツ大会等におけるアスレチックトレーナーの法的関係性の検討
小野寺恒己
茨城県中学校県南地区サッカー大会サポート報告
坂巻 庸隆
総合型地域スポーツクラブにおける活動報告
伊東 功一
ツールド・ニッポン第7戦「9極の耐9 in筑波サーキット」活動報告
小山大樹、坂巻庸隆、小池龍太郎、今井裕之、大谷尚夫、菊池龍男
岐阜県郡上市明宝スキー場におけるスキーパトロールの活動報告
早川 真
スターテープの使用例
五反田 重夫、岩本 芳照、永田 勝章、中村 哲郎
愛知県におけるバドミントン競技のトレーナー活動報告 ―10年間の集計による今後の課題―
中島 一雄、石田 誠
AT学におけるスポーツ足病「学」の学的構造を考える ―特に「学」を構成する原理・要素・様式と今後の課題についてー
入澤 正


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平成29年9月17日〜18日、福岡医療専門学校、福岡
アスレチック・トレーナー研究、第2巻、2017
茨城支部におけるAT活動の結成と今後の課題 ―「つくばマラソン(1997〜2016年)から学ぶ―
坂巻庸隆(NPO JATAC茨城支部・JATAC理事)
提言:我が国の「AT学研究」を考える
片岡 繁雄(JATAC相談役・JSSPOT顧問、北海道教育大学名誉教授)
第22回全国活動報告会(2017)
講演:コンタクトスポーツにおける体幹機能〜評価から実践まで〜
坂田 幸範(PT・NESTA-PFT・ネバダ州立大学公認ピラティスインストラクター)
講演:コンディショニングの最新事情と機能改善運動の実践
石塚 利光(日本コアコンディショニング協会 アスレティックトレーナー)
講演:野球肘のリハビリテーション
牛島 詳力(MS、ATC、関西医療大学)
講演:水泳トレーナーの現状と展望 〜競泳日本代表五輪チーム アスレティックトレーナーの立場から〜
桑井 太陽(JOC医科学強化スタッフ・PT・JASAーAT)
シンポジウム:信頼できるトレーナーとは? ―現場サポートをより良いものにするためにー
竹田 智則(整形外科専門医、日本体育協会公認スポーツドクター、医博)
JATAC特別報告:2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けてー参加プロジェクトの概要と現状についてー
原 和正(NPO法人JATAC副理事長)
大阪城トライアスロン2017レース前日ケア活動報告
   北野 吉廣
マラソン大会におけるアスレチックトレーナー活動参画の一例
  小野寺 恒己、佐藤 勇司、工藤 四海
第6回佐世保〜島原ウルトラウオークラリーにおける活動報告
丸山 陽介
「体の支えと動きの土台づくり」トレーニング  ー総合型地域スポーツクラブでの幼児・小学生低学年への指導報告
  西原  清
AT学におけるスポーツ足病「学」の学的構造を考える ー特に、「学」を構す る原理・要素・様式と今後の課題についてー
入澤 正
サッカー選手のトレーニング帯同報告
中村 将則
福岡県選手権・兼国体県予選会・兼第40回全国JOC夏季県予選会、及び第65回九州高等学校水泳競技大会における「ジャンプストレッチフレックスバンド」を用いた競泳選手補強トレーニング例
鶴田 裕二
福岡マラソンEXPO2016の活動報告
熊谷 光太
柔道における鎖骨骨折
久芳 宗大


平成28年7月17日〜18日、東京海洋大学越中島キャンパス、東京
アスレチック・トレーナー研究、第1巻、2016
長野県におけるJATAC-ATCの中学校運動部への参入過程と将来展望
原 和正(JATAC長野支部、JATAC副理事長)
「ATは専門職(Professional)か?」 ―何を学ぶ?なぜ学ぶ?わかった積り?勉強した積り?議論って何に?−
片岡 繁雄(JATAC学術顧問、北海道教育大学名誉教授)
AT活動報告における仮説(Hypothesis)と目的(Aim)の重要性についてー論文(報告)は仮説に始まり仮説で終わるー
片岡 繁雄(JATAC学術顧問、北海道教育大学名誉教授)
スポーツ整復療法学やAT学研究における「仲間づくり」について
片岡 繁雄(JATAC学術顧問、北海道教育大学名誉教授、日本スポーツ整復療法学会元会長/現顧問)
2015年 全豪州講道館柔道選手権大会・全豪州マスター柔道大会に参加して
岩田 勝(JATAC理事、大阪体育大学名誉教授、元宝塚医療大学柔道整復学科教授)
第21回全国活動報告会(2016)
講演:「ATは医療者か?それともトレーニング指導者か?の議論」
  片岡 幸雄(JATAC理事長)
講演:アスレティックトレーナーに必要な各種体幹部トレーニング
  蛭間 栄介(JATAC理事、帝京大学スポーツ医療学科教授)
講演:野球肘のリハビリテーション
  牛島 詳力(関西医療大学講師、MS、NATA−ATC、JATAC理事)
シンポジウム:2020東京オリンピックへのJATACの取り組みはいかに?
2020東京オリンピック・パラリンピックへJATACの取り組み計画
  原 和正(JATAC副理事長、長野支部)
2020年東京オリンピックへの取り組み計画はいかに?
  吉塚亮一(JATAC理事、福岡支部)
パラスポーツを支えるー滋賀県障害者スポーツ協会でのAT支援―
  田中清久(JATAC滋賀、JATAC理事、県障スポ協アーチェリー競技力向上委員)
2020東京オリンピックへのJATACの取り組み計画はいかに?
  蛭間栄介(JATAC理事、帝京大学スポーツ医療学部教授)
東京マラソンのAT支援(2007〜2016)の総括について −特に、treatment Sheet記録からその使命と職務を検討するー
  今井裕之、坂巻庸隆、伊澤政男、輿水正子、小池龍太郎
JATAC-AT(柔道整復師)のAT認識と研修内容の認識
  渋谷権司、今井裕之、片岡幸雄
ATは長野冬季オリンピック(1998)から何を学ぶか −特に、中学校運動部へのATの参入過程と将来展望―
  原 和正
高校生スポーツ選手を対象としたスポーツ障害調査とトレーナー活動の啓発
  木村啓作、神内伸晃、泉晶子、大木琢也、城田健吾、行田直人
明治国際医療大学オープンテニス大会のAT活動報告
  神内伸晃、泉晶子、木村啓作
鍼刺激がスポーツビジョンに及ぼす影響
  城田健吾、木村啓作、神内伸晃、泉晶子、大木琢也、行田直人
子育て教室における活動報告―幼稚園の親子に対しての体操教室―
  三木 貞徳
JATACの学生会員に期待する
  片岡 幸雄
posted by jatac-atc at 00:22| 全国活動報告会