@徒手検査法とその信頼度 Aオリンピックトレーナー活動の現状
令和4年2月27日、岡崎市立中央図書館;会議室にてR3年度の支部総会が無事終了した。その後、同会場にて支部会員10名と他県会員1名の計11名で恒例の講習会を開催した。
我々アスレティックトレーナーは現場で負傷した選手を目の当たりにした時、迅速な徒手検査による怪我の判断が問われる。しかも適格性が重要である。そんな我々にとって必須である徒手検査について注目した。感度・特異度の観点から肩関節、膝関節に絞って様々な徒手検査を使える事を目的とし講習テーマとした。
支部会員が講師を努め簡単な座学と代表的な徒手検査3〜4アイテムを実技で試しながら各自行った。質疑応答では実際に起こったスポーツ活動時での怪我の対応やACL,MCL等における検査での実際の対応経験談など交えて実りある講習会となった。現場での対応だけでなく日常の治療院でも徒手検査は我々にとって最大の神器である。その神器を講習会を通してブラッシュアップして行く事こそ資格の更新にふさわしいと感じた。
2題目は井原が“東京オリンピックの活動報告”としてオリンピック柔道のトレーナー活動について報告をした。選出された経緯〜本大会まで、大会中の様々なトピックスを写真を交え報告した。我々トレーナーが活動するシーンでは最も大きな大会であるだけに舞台裏や少々窮屈だったエピソードも交えて活動報告とした。愛知ではアジア大会も控えている。若いトレーナー諸君の活躍を願いたい。(支部長:井原 正晴)

