ポートランド国際空港到着後、時差ぼけの身体を慣らすために、オレゴンの豊かな自然景観を堪能し、例年とは異なり”ブロードウェイ”という比較的新しい学生寮へチェックインしました。部屋も綺麗で、各部屋に冷蔵庫とキッチンが整備されており、大変快適に過ごすことができました。ウェルカム・レセプションも今年できたという、キャンパス内にあるルージュブリューパブという地ビールレストランでの開催で、年々規模が大きくなり、開発の進むポートランド州立大学を実感するものとなりました。Jim先生、Gary先生、Randy先生、Larry先生、Duane先生、Jonathan先生、そして今年の学生トレーナーたちとの顔合わせと交流を済ませ、1日を終わりました。
2日目には、午前中の研修ももちろんですが、午後からはサザンオレゴン大学(SOU)とのアメリカンフットボールの公式戦を観戦しました。対戦するSOUには、かつて本研修でお世話になった小高行雄氏がアシスタントトレーナーとして働いており、元気な姿を目にすることができました。
3日目はアスリートを守る用具・備品管理(参加者全員でアメフトの防具を実際に装着しました)、近年の筋力トレーニングのトレンド(体幹トレーニングやファンクショナルトレーニングについて)、Gary先生の無酸素・有酸素運動能力評価の講義演習と、盛りだくさんな研修でした。4日目以降の研修の様子は次号でご紹介いたします。
(工藤康宏)