JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

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2020年08月10日

第19回米国アスレチックトレーナー研修

 2011年度学術研修会海外研修事業である米国アスレチックトレーニング研修も、今回で19回目を迎えました。今年は学生の参加がほとんどを占め、参加者11名、引率2名と例年に比べれば小グループとなりました。研修期間は9月2日〜9日まで8日間。比較的ゆとりを持ったプログラム構成で、アスレチックトレーナーのスキル・知識、ストレングス&コンディショニング、運動処方、米国スポーツ事情、オレゴンでの異文化交流、といったプログラムが大変バランス良く配置された研修内容でした。
ポートランド国際空港到着後、時差ぼけの身体を慣らすために、オレゴンの豊かな自然景観を堪能し、例年とは異なり”ブロードウェイ”という比較的新しい学生寮へチェックインしました。部屋も綺麗で、各部屋に冷蔵庫とキッチンが整備されており、大変快適に過ごすことができました。ウェルカム・レセプションも今年できたという、キャンパス内にあるルージュブリューパブという地ビールレストランでの開催で、年々規模が大きくなり、開発の進むポートランド州立大学を実感するものとなりました。Jim先生、Gary先生、Randy先生、Larry先生、Duane先生、Jonathan先生、そして今年の学生トレーナーたちとの顔合わせと交流を済ませ、1日を終わりました。
2日目には、午前中の研修ももちろんですが、午後からはサザンオレゴン大学(SOU)とのアメリカンフットボールの公式戦を観戦しました。対戦するSOUには、かつて本研修でお世話になった小高行雄氏がアシスタントトレーナーとして働いており、元気な姿を目にすることができました。
 3日目はアスリートを守る用具・備品管理(参加者全員でアメフトの防具を実際に装着しました)、近年の筋力トレーニングのトレンド(体幹トレーニングやファンクショナルトレーニングについて)、Gary先生の無酸素・有酸素運動能力評価の講義演習と、盛りだくさんな研修でした。4日目以降の研修の様子は次号でご紹介いたします。
(工藤康宏)

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posted by jatac-atc at 12:50| 海外研修