JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

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2011年02月27日

東京マラソン2011トレーナー活動(平成22年度)

東京マラソン2011(第5回目大会、関東ブロック)

  • 期 日:平成23年2月27日
  • 場 所:ビックサイト

 昨年の東京マラソンは雨と風で寒い日であったが、今年は大変好天に恵まれマラソン日和だった。
1月23日、勝どきコミュニティホールにて東京マラソン事前説明会を兼ねて研修会を行い、埼玉支部の畑中仁堂会員による「筋痙攣のワンポイントアドバイス」の実技指導を受け大変に参考になった。
 今年もビックサイトのトレーナーブースを都柔接と合同で担当しJATAC会員41名でトレーナー活動を行った。受付けは一か所にし、共用受付を設け担当者がランナーを各トレーナーに振り分け誘導した。

 昼前には車椅子ランナーがケアに来訪し、午後1時頃より一般ランナーも徐々に増え、2時頃には順番待ちの方々で混雑した。4時半まで受付け、最後のランナーのケアが終了したのは5時半だった。
我々のブースは425名のランナーが利用された。内訳は大腿部、下腿部のケアが過半数を占め、次いで膝関節、腰・股関節、足部の順であった。
処置は主にマッサージとストレッチで症状によって包帯固定、テーピング、アイシングを加えた。ケアは1人当たり10〜15分であり、ケア後に自宅での運動法等指導した。
ランナーは各地のフルマラソンを何回も経験したベテランから、初参加や仕事の関係であまり練習ができなかった人など様々で疲労の度合いも千差万別であった。
今年からメディカルブースが他共のブースの近くに設けられたが、幸い搬送者は出なかった。逆にメディカルブースから4名の依頼があった。いずれも疲労困憊で筋痙攣による跛行や車椅子で搬送される方3名であったが、全員無事に歩いて帰宅でき感謝された。

 短時間の施術で心を通わせ感謝されることはこのうえない喜びである。その為にもより一層ピンポイントで効率のあるケアが出来るよう自己をスキルアップすることを痛感する。
おわりに、遠方より参加されたJATAC会員に感謝を申し上げると共に、今後のご支援を切望する次第です。
 (東京支部:伊澤政男、白寄和宏、輿水正子)


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posted by jatac-atc at 21:00| トレーナー活動