元理事、大阪体育大学名誉教授の岩田 勝先生は令和5年3月30日、ご自宅にて逝去されました。
ここに謹んで哀悼の意を表します。
故 岩田 勝先生は、本会発足に向けた準備に携わり、平成7年7月16日の設立からは副会長に就任し、平成19年度までの12年以上を会の運営にご尽力されました。
旧事業部において研修と活動推進事業を担い、会員の資質向上と人材育成業務を総括され、さらにはテキスト執筆と本会の礎を築くため、陰ひなたからご貢献され多大なる時間と労力を本会に捧げられて来ました。
平成21年度からは、若手の後進に道を譲る形で副会長職を退き、令和4年度末まで理事として会の安定した運営と会員の資質向上を願いながら職務を遂行されていました。
先生のお人柄は、柔道家らしく明朗・恬淡として私心がなく、多くの古参・中堅会員から慕われておりました。
また、関連分野の学会においても積極的に活動をされており、遠路を厭わずにご講演や参加されて、自身の修養にも熱心でした。
近年では、幾度かの大手術を経て、その後は見事な回復をされました。
その後、令和3年秋頃にご家族を通じて退任の意向を示された事から、芳しくない体調状態が察せられました。
岩田先生とはコロナ禍であったため疎遠となっていた事とまだまだご指導を賜りたかった事が心残りとなり悔やまれてなりません。
この度、突然の訃報に接し役員一同は落胆した気持ちと共に、ご生前の業績に深く感謝と敬意を表します。
ここに謹んでお悔やみを申し上げます。
役員一同
2023年04月04日
本会 元副会長 岩田 勝先生のご訃報について
posted by jatac-atc at 20:32| 事務局から