JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

スポーツ外傷・障害予防の立場からスポーツを支えるために NPO法人JATAC事務局
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2010年11月01日

国内研修 2005-2006(平成17年度)

通常総会兼認定更新講習会東京会場 平成18年4月9日(日) 於:東京海洋大学品川キャンパス 参加者93名

  • 講演1「整形外科で用いるテーピングの技術」
    講師:清水靖雄(清水整形外科医院院長)
  • 講演2「スポーツコンディションを支える栄養学の役割」
    講師:村松成司(千葉大学人文社会科学研究科教授)
  • シンポジウム「ATCに求められる試合続行の判断基準」
    司会:原和正(NPO法人JATAC理事・長野支部)
  • シンポジスト:工藤四海(NPO法人JATAC北海道支部)、岸田昌章(NPO法人JATAC理事・和歌山支部)
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通常総会で挨拶する小野会長
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村松先生(千葉大学)
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左から原理事、工藤会員、岸田理事

認定更新講習会長野会場 平成18年3月21日 於:社団法人長野県柔道整復師会館

最初の講演は、「AT活動の実際:評価・トリートメント・リコンディショニング」について、現・全日本スキー連盟ジャンプ競技専属アスレティック・トレーナー、前・東北楽天ゴールデンイーグルス・スポーツメディシンチーム主任の梅本稔先生の講演であった。楽天におけるスポーツメディシンチームは、MT:メディカル・トリートメント・セラピスト、AT:アスレティック・トレーナー、S&C:ストレングス&コンディショニング、RC:リハビリテーション・コーディネイターの4つに分かれており、それぞれがチーフを中心に良く連携が取れていた。また選手一人一人の上・下肢の測定表を作成し受傷部位の復帰メニューが、5日ごとにしっかり組まれていた。次に、トリノオリンピック出場のジャンプ選手のオリンピック直前からオリンピック期間中の症例の対応を話された。梅本先生曰く、ATの心構えは、○運動の特性・特徴を知る。○コミュニケーションを大切に ○身体が発する情報に常にアンテナを ○治療は受ける側が満足するもので施術者が満足するものではない ○自分の守備範囲を明確に ○捻挫は万病の元 ○基本の継続とのことであった。
続いて、「スポーツ障害・膝周辺のアセスメントとトリートメント」のテーマでシンポジュームが行われた。

  • 司会:野竹富士雄会員
  • シンポジスト:原和正会員「膝のスポーツ外傷・障害の評価と対応」
    須賀貴司会員 「若年層の下腿外旋症候群」
    窪田勝会員 「国体陸上選手における膝関節周囲の障害」

上記の発表があり、その後会場より選出された会員の膝の形状や歩行状態を見て、今後起こり得る障害や現在の歩行姿勢の改善方法等がシンポされた。
最後に、千曲中央病院名誉院長 吉松俊一先生による「下肢(股関節)のスポーツ障害」についての講演があった。1982年5月〜2003年12月の間に中央病院を訪れた9248例中、股関節・骨盤に障害を認めた154例を競技種目別に紹介した。どの症例においても必ず上位にあるのは、野球であった。上前腸骨棘裂離骨折は、90:1と圧倒的に男子に多く、14歳〜17歳に頻発し右側が62.6%と多く、下前腸骨棘裂離骨折においても上前腸骨棘裂離骨折に近い結果であった。以上で、平成18年3月21日の講習会・研修会の報告を終わる。とても内容の濃い一日であった。(文責 伊豫田幹幸)
※この文章はニュースレポート第35号に掲載したものです

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梅本稔先生
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シンポジウムでの実演
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吉松俊一先生

認定更新講習会福岡会場 平成17年9月18日 於:福岡大学

冒頭主催者である福岡県支部支部長の田中和夫が「柔道整復師がトレーナーとして何を求められて社会的に何が出来るのかそれを探すための指標となるのが研修会である。我々の本業である運動器系の骨・軟部組織疾患に対する施術をじっくり見つめ直し、しっかりとした柔道整復学の研鑽と資質の向上に努め地域社会への一層の貢献と信頼を高めていくことこそ肝要である。」と挨拶した。続いて講演とシンポジウムが行われ、総勢180名の参加者があり盛会に終了した。
ユニバーシアード日本代表監督の乾氏は「トレーナーとドクター、コーチが三者同一のスタッフとして怪我の予防に努め、選手に目標を持たせ、それを意識づける事が大事である」と説明され「今怪我をしていても、数年後の為に今は競技を中断し治療に専念するといった計画と目標に向かっての意識づけをする事、目標の為には今何をするべきかを明確にして選手に「なぜ」を分かりやすく説明しないと選手を導くことはできない」として「ストップをかけられるか、どこで本当に勝ちたいのかなど先を読むことのできるドクター、トレーナーでなければ務まりません」と語った。また「コーチは、常に大きな夢を描いています。トレーナーも大きな夢を描いてください。そして選手に大きな夢を与えて下さい。私は「年中夢求」です。」と講演を締めくくった。また、片岡氏は「トレーナーは社会で必要な人間になってくる」として「総合的に考えて最適な人材は柔整師です」と柔整師のトレーナー活動への参加を呼び掛けた。
この日の講習会で180名の参加者が熱心に聴講され質問もたくさん飛び交った。これだけたくさんのみなさんがトレーナーに対して熱意があり、興味があるということは、こういう方々をバックアップしてトレーナーの資質向上を図り、学問、技術の研鑽とその活動の中核として目標を達成するためのプログラムを作成し、実施していくことがJATAC福岡支部の重要な役割ではないだろうか。この大会を契機として、我々は更に自己研鑽を重ね、新しい学問、技術を習得しスポーツトレーナーとして傷害予防、地域の健康づくり等に大きな役割を果たすべきであろう。今後は支部の活動も、社団・社団外にとらわれず垣根を越えた全ての柔整師が一緒になって行い、さらに柔整だけではなく鍼灸やマッサージの関係の方々を取り込んだ幅広い組織作りをして行き、地域に密着した活動を通じて信頼されるトレーナーを目指して業務の確立、技術の研鑽に日々努力していきたい。(文責 伊豫田幹幸)
※この文章はニュースレポート第33号に掲載したものです

  • トレーナー報告「第5中足骨骨折について」江崎悟(福岡大学)
  • 「全米トレーナーズ協会とは」濱村まさみ(JATO理事)
  • 講演1「誤診しやすいスポーツ障害」 講師:森俊陽(産業医科大学整形外科)
  • 講演2「現場が求めるトレーナーとは」 講師:乾真寛(福岡大学スポーツ科学部)
  • シンポジウム「理想のトレーナーとは」 座長:田中和夫(NPO法人JATAC理事)

認定更新講習会静岡会場 平成17年6月26日(日) 於:静岡市中央体育館

  • 講演1「スポーツ現場での脱水・熱中症の診断と処置及び予防」
    講師:阪倉洋(さかくらクリニック院長、医学博士)
  • 理論と実習「コア(体幹)リセットと重心確立の動き」
    講師:小林慶子(フィットネス企画「verウェール」代表)

認定更新講習会宮城会場 平成17年6月19日(日) 於:仙台接骨医療専門学校

  • 講演1「操体法の理論と実技」
    講師:池田克紀(NPO法人JATAC理事・東京学芸大学教授)
  • 講演2「QOLを高めるための運動方法論(姿勢とウォーキング)」
    中野偉夫(静岡大学名誉教授、JATAC理事)
  • シンポジウム「アスレチックトレーナーの歴史と必要性」
    座長:佐藤ノ(NPO法人JATAC特別会員・仙台大学教授)
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