JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

スポーツ外傷・障害予防の立場からスポーツを支えるために NPO法人JATAC事務局
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2010年11月01日

第14回米国研修

今年で14回を迎えた米国アスレチックトレーニング研修に同行した。平成18年8月29日お昼頃成田空港に集合した。今年は東海学園大学のトレーナー専攻の学生20名、柔道整復師・鍼灸師6名、東海学園大学の教員2名、菊地事務局長と小生を含め総勢30名の参加者であった。今回始めて参加された東海学園大学学生の参加については工藤康宏先生(元東京YMCA)のお世話によるもので、同行された松葉先生(整形外科)の研究室の学生であった。両先生に心から感謝を申し上げたい。(片岡)

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研修開始直前の綿密なミーティング。会場は宿舎向かいの「Cheerful Tortoise」
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打合せの最中に宿舎で小火騒ぎ。原因は名門W大の学生(という噂)。
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研修開始。まずは、基本中の基本足関節のテーピングから。
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続いてストレングス実習。担当のFabianは毎朝5:30から働いているとか。
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フットボールのユニフォームを着て記念撮影。
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Ondineの廊下で懇親会。フロアー貸切なのでクレームはありません。
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研修2日目。NIKE本社ではロナウド像の前で記念撮影。
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午後はフットボールの練習、前後のケアを見学。
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夜は部屋でミーティング(?)右端が一世を風靡した「ふ●どし先生」。
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休日は金曜日だったのでいつもの「Bullpen]へ。
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飲んでばかりいるわけではありません。研修3日目の無酸素パワー測定。
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午後はRandy先生のストレングスの実技。
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バランスボールを使って色々な運動を体験。
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「金の鯱」。こんな運動はありませんのでよい子はまねしないように。
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夜はGary教授の奥様(右端)の手料理でホームパーティ。
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いよいよ研修最終日。Jim先生の十八番キネシオテープ。
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団長もお疲れ(のみ疲れ?)です。
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最後の講義。Gary教授による身体組成測定。
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最後は恒例のJim先生自宅にてガーデンパーティ。
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真ん中の子供はアシスタントトレーナーDuaneのお嬢さん。
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これも恒例のMagic Show。イ●ド人もびっくり、高橋先生(岐阜)のマジック。

研修旅行記

今回参加をさせて頂く事に決めたのは、ACTが数多く活躍されるアメリカでの現場を少しでも見られる事ができるならば、という思いに尽きます。同行者に知り合いがいる訳でもなく、少々、心配な初日でしたが、その心配を払拭して頂ける先生方のキャラクター(日米共に)。また、今回は東海学園大学の学生さんも多数参加され若さの勢いに押させながらのあっと言う間の7日間でした。今回のプログラムは基礎的な事を学ぶという事もあり私にはタイミングとしても良かったと思います。膝関節の傷害評価の基礎概念や日常の現場で受傷者が多いと感じていたACL損傷の予防トレーニングは特に興味深く拝聴し、帰国後、競技指導者にパフォーマンス向上、障害予防に役立てて貰える様に、折に触れて話しています。自分が見て、体感した事を、より自信を持って伝えられる事に今回の研修に参加した意義を感じます。また、ACTの負うべき義務や役割の講義では選手との距離感や、コーチと選手との間で、ケガの状態を冷静に判断し伝える大切さを学び、また大学院生として学びながらACTとして活躍しておられる小高氏、白幡氏からも直接、現場の実状を聴かせて頂けた事は大変貴重な事でした。異国の地で活躍されている姿は同じ日本人として大変誇りに思い、また私も頑張らなければと新たな気持ちにさせて貰える出会いでした。

また、ポートランド州立大学の先生方、団長の片岡先生には時間の許す限り私たちとのコミュニケーションならぬ飲ミュニケーションの時間をつくって頂き、JATACができ、この地で研修ができるまでの経緯を知り、人との出会いや縁の繋がりの中に自分も身を置かせて頂けた事に感動し、こうしてまた縁が繋がっていくのだなぁと感慨に耽りながら参加して本当に良かったと思える瞬間でした。今回の研修に携われたポートランド州立大学のJim先生及び諸先生方、小高氏、白幡氏、通訳の八千代さん、片岡団長、菊地先生をはじめ日本から参加された皆様、この場をお借りしてお礼も申し上げます。ありがとうございました。
(文責 渡部礼子 三重支部)

今年の夏で14回目のポートランドとなった。1997年の9月、午後の授業を休講にして成田まで直行し、2日遅れて参加したことがまるで昨日のことのように思い出される。あれから9年、研修中には様々なことがあった。アメリカではニュースにもならなかった「北朝鮮のミサイル発射事件」、危うく米国内への足止めを免れた「同時多発テロ」、ゴールデンウィークなのに成田の出発ロビーががらがらだった「SARS問題」、行きの飛行機が打ち落とされるのでないかといわれた「イラク戦争」。参加者が集まらず、研修を断念しかけた時もあった。チケット紛失、クレジットカード紛失、乗り継ぎ便への乗り遅れ、池に飛び込んで捻挫、タクシーで迎えに行ったら行方不明(ちゃんと見つかりました)、夜遅くまで帰ってこないと思ったら部屋で熟睡、機内で飲み過ぎて入国審査で別室連行等々、今考えると危ないこともあったが、14回の研修で人命にかかわるような重大な事件は起きなかったことは幸いであり、神に感謝したい。

片岡副会長と故ミランPSU教授との信頼関係からスタートしたこの研修は、途中開催時期、若干の内容修正はあったものの、Jim、Gary、Randyそして他のPSUスタッフやその家族のホスピタリティ、参加者の熱意により10年間続きJATAC主要事業として位置づけられるまでになった。「継続は力なり」という格言のように、片岡副会長が中心となって築き上げたこの人間関係を大事にして、是非次年度以降も研修を継続したいと思う。しかし、長期間の継続は一方では「マンネリ化」をもたらすという負の側面を併せ持っている。この辺でこれまでの10年を総括する必要があるだろう。ドラスティックな修正が必要な時期なのかも知れない。
(文責 菊地俊紀 事務局長)

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