JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

スポーツ外傷・障害予防の立場からスポーツを支えるために NPO法人JATAC事務局
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2010年11月01日

トレーナー活動 2006-2007(平成18年度)

東京マラソン2007活動報告

平成19年2月18日(日)、都心を世界のトップと市民ランナーが一緒に走る国内最大級の東京マラソンが開催され、約30,000人が駆け抜けた。あいにく冷たい雨の中、9時5分東京都庁前を最初に車椅子のランナーがスタート。5分後、日比谷公園までの10kmコースに臓器移植者や障害者を含む4,800人、東京ビックサイトまでのフルマラソンに26,000人が一斉にスタートする。沿道には178万人がランナーに声援を送り、制限時間を7時間に設定したため96.4%が完走した。

JATACでは菊地事務局長以下11名が8時30分日比谷公園に集合。メディカルセンターには医師、看護師など10名が待機する。我々にはすぐそばの仮設テントが用意されているが、テント内には備品が無く、事務局長と本部へ交渉に行くも担当者もわからない状態である。佐藤理事の機転で公園のアルミ製ベンチ6脚をテントへ運びベッドの代用とする。メディカルセンターから毛布、テーブル、椅子、テーピングなどを持ち込み、テントには「マッサージルーム」と書いた紙を貼り付け何とか準備完了する。

皆で到着するランナーに「お疲れ様」と声を掛けているうち、10時半頃やっと2人組がびしょ濡れになって入ってきて、受付後早速マッサージを開始する。その後次々とランナーが入ってきて、会員が交代で自慢の手技を披露し、寒いテント内も温かい雰囲気に包まれる。ランナーは30分前にスタートラインに立たされ、寒くて手足の感覚が無くなり大変厳しかったが、声援に励まされ完走できたと話していた。「楽になりました」「ありがとう」「助かります」の言葉が飛び交い、利用者28名は笑顔で帰っていった。12時に日比谷公園を後に、途中ラーメンを掻き込んで1時過ぎに東京ビックサイトへ到着。広い室内で一生懸命マッサージしている会員と合流する。

今回、施術しながらランナーとの会話を楽しみ、10kmの人とフルマラソンの人、初参加の人と常連の人、年齢や男女差などで筋疲労度の違いなど貴重な体験をさせて頂いた。またランナーは、給水など高校生を含めたボランティア12,000名の支援、沿道の人の励ましに感謝し、女性ランナーは花束をもらって感動していた。救護体制も確立していて、ドクターランナー100名、AED38台が1kmごとに用意され、ゴール付近で50代の男性2人が倒れたが、AEDにより救命されたとのことである。

東京都と日本陸連が主催した都市型マラソンは、ランナーとボランティア市民が一体となったイベントであり、「新しい東京の伝統にしていきたい」とのことである。今回JATAC各地からの応援でトレーナー活動が成功できたのは幸いであったが、東京の会員が5名しか参加していなかったのは寂しかった。来年は東京支部の会員がより多く参加して頂けるよう呼びかけたいと思っている。会員の皆様、一日ご苦労様でした。
(文責 伊澤政男:東京支部) ※ニュースレポート第38号より

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大会当日はあいにくの雨
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日比谷公園での活動はテントの中
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10kmフィニッシュには28名訪れました
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こちらは東京ビックサイト
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選手控え室の一角で308名をケア
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長野からの助っ人軍団(助かりました)

第23回西日本大学軟式野球選手権大会

JATAC愛知で「平成19年度愛知県高等学校新人体育大会ハンドボール競技」のサポートを行ったのでその内容を報告します。

  • 日時:平成18年11月25日(土)−29日(水)
  • 会場:愛媛県松山市 坊ちゃんスタジアム・マドンナスタジアム
  • 参加会員:佐々木泰介(新潟)、井原正晴(愛知)、五反田重夫・中村哲郎・岩本芳照(兵庫)
  • 活動内容:11月28日〜29日に岩本が行なった活動は以下の通りでした。28日〜試合前のテーピング・ストレッチング・コンディショニング等処置4名、試合後の施術・疲労回復処置等6名、オフ日のコンディショニング処置等7名、以上の合計17名。29日〜試合前のテーピング・ストレッチング・コンディショニング等処置6名、試合中の負傷による処置2名、試合と試合の間の処置4名、試合後の処置7名、記録漏れで不明1名、計20名。大会中の雨天中止があったため、最終日の午前中に準決勝、午後から決勝が強行され、しかも白熱した延長試合が2試合続き、疲労困憊する選手達のコンディショニングが重要な大会でした。外傷としては、大腿部の肉離れ、スライディングで左肩を強打し亜脱臼(本人がその場で整復)、スパイクによる左膝の裂傷、突き指、等がありましたが、慢性的な腰痛、野球肩、野球肘を含み筋痛や疲労の回復が多く求められました。五反田会員等、前日までの活動における会員の処置が適切であり好評であったことでトレーナーズルームを訪れる選手が多かったと思われますが、違う会員が引き継いで同所で活動する場合は、その技術や技能に大きな差がないように標準化することが重要だと思われます。同時に、ノート等によって前日までの活動内容中の注意点などを翌日に申し送ることも不可欠です。来年の本大会は、関西地区での開催が予定されており本会会員も多いため、是非多くの会員の参加をお願いしたいと思います。
    (文責:岩本芳照 兵庫支部) ※第12回全国活動報告会一般発表より
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第15回全国移植者スポーツ大会

NPO日本移植者スポーツ協会のスポーツ大会(1991年より開催)の2006年度のイベントに、医療班として、他のドクターのか方々と共に参加して参りました。大会には日本および日本以外の外国の方々の参加もあり、総勢240名あまりの方々によって、二日間にわたり盛大に行われました。その中では、移植者とは思われないほどの体力の方を多数見受けられ、改めて臓器移植というものが日常的に素晴しい成果をあげつつあるという現状を目の前にし、医療の一環を担う我々アスレチックトレーナーとして、現在のポジション、将来への展望を、その役割の重さ共に、真剣に考えていかなければという認識を痛切に考えるに至りました。直前でJATACからの依頼を受けたため、愛知県内の志を同じくするメンバーに親しく言葉もかけられず、この誌上を借り、深くお詫び申し上げます。

  • 開催日時:2006年9月16日(土)・17日(日)
  • 会場:あいち健康プラザ(愛知県東海市)
  • 参 加 者:約240名
  • 医 療 班:井本良徳・堺澤正和(愛知支部)
  • 施術人数:14名

(文責 井本良徳 愛知支部) ※ニュースレポート37号より

第30回臼杵市さくらマラソン大会活動報告

さくらマラソン大会第30回記念の大会ということで、来賓に元オリンピックマラソン日本代表選手、宗茂氏(臼杵市出身)を迎え、満開の桜の下、960名の参加者が気持ちの良い汗を流した。JATAC会員(塩井・大塚)大分県柔整会員2名、スポーツトレーナー4名、柔整学校学生4名の協力者のもと、スポーツマッサージのボランティアを行った。JATACとして参加して今回で6回目となる。マッサージルーム設置の看板広告を大きくしたことや、パンフレットにも支援団体として「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会大分支部」と印刷されていたこともあり、競技前にテーピングに来る選手や競技後のクールダウンマッサージや、痛みを訴えて来る選手、また競技とは関係なく腰痛や肩こりなどを訴える人も来た。1回、2回目のボランティア参加の際にはマッサージルームは有料だと思っていた人もいたようで覗き見に来る人が多かったが、だんだんとボランティアでやっているということが知られ、大会開始前からと大会終了後までマッサージに来られる人が途切れる事は無く、来られた方にはとても喜んでもらえた。「ジャパン・アスレチック・トレーナーのコーナーは整骨院の先生達が指導やスポーツマッサージをしてくれる」ということも宣伝しながら活動していることもあり、参加者、選手にだいぶ認知されてきているように感じられた。
(文責 塩井卓広 大分支部) ※ニュースレポート37号より

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