JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

スポーツ外傷・障害予防の立場からスポーツを支えるために NPO法人JATAC事務局
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2010年11月01日

トレーナー活動 2005-2006(平成17年度)

第28回全日本大学軟式野球選手権大会報告

8月13日(土)から17日(水)までの5日間、さいたま市を中心とした3会場において、「第28回全日本大学軟式野球選手権大会」が開催された。この大会は蛭間先生が本大会理事を務めている関係で毎年JATACがサポートしているとのこと。今年は埼玉県での開催ということで、関東地方の会員に連絡しトレーナー参加を要請した。ちょうど盆休みも重なって、茨城、群馬、神奈川の支部から各1名、埼玉支部から11名の総勢15名が集い、活動にあたった。トレーナー活動は1日・1会場あたり1〜3人で行った。

埼玉支部独自の調査では利用者は延べ91名、その内約2割が外傷で下肢などに限定されず多岐にわたり、外傷以外の障害部位ではやはり肩・腰が多い印象を受けた。処置はアイシング、テーピング、マッサージ等であった。今大会では本部作成のトリートメントシートに加え、支部オリジナルのトリートメントシートも作成し記入してもらった。トリートメントシートは個人情報の問題や記入時の煩雑さもあり若干難点はあるものの、我々が「評価」をする上で極めて重要であり、今後の活動での継続ができれば、大きな指標ができるのではないかと考えます。
(文責 今井裕之 埼玉支部) ※ニュースレポート第33号より

第14回全国移植者スポーツ大会

平成17年9月24日、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、全国移植者スポーツ大会が開催されました。小雨の降る中、海外を含め各地から大勢の移植者が参加し、JATACのトレーナー5名が活動を行いました。今回のトレーナー活動により移植者の方々から様々な話を伺うことが出来、たいへん有意義な一日を送ることができました。

競技種目は陸上、水泳からボーリング、ダーツ等まで多種目に渡り、参加者の日頃の運動状況は練習を積み重ねて来たアスリートから今回久しぶりに体を動かしたという一般の方々まで幅広く、1人で複数の種目に参加する方もみられました。日頃体を動かしていない方にとっては会場間の移動やボーリングであっても負荷が強かったのか、下半身の疲労を訴えてトレーナー室を訪れる方が多く見うけられました。そういった方々の足部を軽く押圧すると著しい圧痛が広範囲にあり、従来から有った圧痛かもしれないが、想像以上の疲労または痛みであることが推測されました。スポーツ現場では傷害の緩和はもちろんのこと疲労の軽減も重要な課題であると感じました。館内で行われた徒競走で、ちびっ子達が元気に走る姿を見て感動しました。先天性の疾患だと思いますが、幼少時からの入院治療は本人や家族にとって、非常に不安な日々であったと思います。移植を経て今はこうして元気になり、ゴールに向かって走る姿はとても無邪気で、転倒する場面もありましたが、子供らしい自然な姿が何ともほほえましい光景でありました。また小生のとりとめのない質問にも参加者の方々は快く返答して下さり、疲労を防ぐ食後の休憩の仕方や内蔵に負担をかけない方法、ストレス・疲労と免疫力の関係を自身の体験談と自己流の養生法を聞かせて頂き、大変感謝しております。

今回の活動から、スポーツはもちろんのこと一日中遊びを楽しむためには、下半身の持久的な体力は必要であり、健康づくりには立つことと足で動くことが基本であると感じました。(文責 渋谷権司 東京支部) ※ニュースレポート第34号より

第26回東日本大学軟式野球選手権大会

東日本大学軟式野球大会が、11月12日〜16日の5日間、神奈川県北部に位置する風光明媚な、西湘地区の四会場で行われた。私は、メイン・グランドの秦野総合運動公園野球場において、12日、13日、16日の合計8試合を担当した。

今までに多くの会員が報告をしている通り、大会を運営するにあたり、安全で安心して競技に打ち込める環境は大会を成功させる。その大会の医療面を支えることは、とても大きな役割を担っている。しかし今回私は、今までに経験をしたことがない苦痛な体験をした。参加トレーナーの人員不足で、一人で全試合を担当しなければならなかったのである。加えて13日は、前日の雨で延期となった試合があり、午前8:30〜午後6:00と一日に4試合を担当した。このことは、私の今までのトレーナー活動の中で、最も苛酷な体験であった。それは、緊急事態に備え常に試合の進行を見守り続けなければならないためである。一試合1回〜9回まで延べ36回、ケガの処置より試合を見守る緊張がとても苛酷なものであった。私は今までの経験から、トレーナーとして緊急時にグランドへ駆つけ的確な処置を施すためには試合の流れを見続ける事が最大の処置につながる事を知っている。其れゆえ試合を見守るのである。しかし、長時間にわたる緊張は、肉体的、精神的に極めて苦痛なものとなった。このことは、反省しなければいけないことである。私は、競技者に対して万全な状態を取ることが出来なかった。試合を見守ることが苦痛と感じたことは、トレーナーとしてまだまだ修行する必要があること、自分自信が未熟なことを感じた。今後共積極的に活動を行い、未熟な点を勉強したいと思っております。

大会は、大きなケガもなく無事終了したことをご報告致します。(文責 渡辺英一 神奈川支部) ※ニュースレポート第34号より

ワールドグランドチャンピオンズカップ2005長野大会

バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ男子の長野大会が、日本を含めた世界8カ国(各大陸上位国)が参加して、長野市のホワイトリングにて2005年11月22日、23日の2日間行われた。この大会の医療救護の一員としてJATAC(NAGANO)に協力依頼があり活動した。

医療班は2日間でドクターが6名、健康運動指導士1名、看護士5名、そしてJATACから1名であった。活動内容は、コートサイドに用意された救護席待機とメディカルルームでの医療活動であった。コートサイドでの選手に対するトリートメントは今回も全く無かったが、AEDも用意して対応した。メディカルルームではギャラリーの急病者が2日間で12名ほどであった。

長野では、長野オリンピック後、オリンピック施設の後利用として国際大会が多く開催されている。バレーボールに於いても隔年毎に開催され、その都度スポーツドクター協議会より当JATACに協力要請がある。今回の大会では実施されなかったが、2003年の大会ではドーピングテストも実施された。競技終了と同時に指定された選手を確保し、ドーピングコントロールルームに引率し採尿を行う、この一連の流れのお手伝いも行った。スポーツドクター協議会から信頼を寄せられ良好な関係が構築されており、ドクターの心の広さに心から感謝しております。今後も一層精進し、ドクターとより深い信頼関係が構築されるよう努力していくことを約束し報告とします。(文責 原和正 長野支部) ※ニュースレポート第34号より

第22回西日本大学軟式野球選手権大会

明治23年、愛媛県松山市出身の正岡子規は、自分のペンネームとして幼名「升(のぼる)」にちなんで、「野球」と表記し、「のぼーる」と読ませていたそうです。そして、愛媛県松山市を舞台とした夏目漱石の作品『坊ちゃん』の名称が使用されている「坊ちゃんスタジアム」において、平成17年11月26日から30日まで題目の大会が開催され、私は3位決定戦・決勝が行われた最終日にトレーナーとして活動しました。いにしえからの野球の歴史と伝統を見る愛媛県松山市は、プロ野球の選手も数多く輩出され、日本中で最も野球が大好きで盛んな地域のひとつだと思われます。

この日に行われた3位決定戦・決勝の2試合は、どちらも延長戦になる大熱戦となりました。特に決勝となった大阪体育大学対同志社大学は、なんと延長19回の歴史に残る大熱戦となり、3対0で大阪体育大学の優勝となりました。実のところ、トレーナー活動を行っているわけですが、帰路の飛行機の最終便に間に合わなくなり、試合途中で退席させて頂くといったハプニングで活動を終えることとなりました。

スポット大会のトレーナー活動のため、どの大会でも同じように選手とのコミュニケーションをとることに苦労しました。決勝戦まで勝ち上がるにはかなりの疲労もあり、どちらのチームにも疲労除去を目的とした選手がトレーナールームに顔を出してくれます。前日からの施療記録を元に、選手からの状況をよく聞きながらトリートメントとなりますが、お互いの初対面同士の緊張感をとるところから始めなければなりません。しかしこのように現場に出向くことから、多くのことを学べることを、再認識することができました。このように地道な活動ですが、JATACの存在感や柔整師の必要性を、関係者の方々に知って頂ける機会だと思います。来年もぜひ参加し、次は道後温泉にも足を伸ばしてみたいと思いました。(文責 岸田昌章 和歌山支部) ※ニュースレポート第34号より

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