第26回全日本大学軟式野球選手権大会
昨年の千葉支部の活動に続いて本年も本部に標記についての活動依頼があり、8月18日(月)〜22日(金)広島での大会に参加協力しました。ただ、当地区にはJATAC会員が少ないことから、九州や近畿地区、東海地区などから9名による参加となりました。開催会場は、広島県総合グランド、呉二河球場、御建公園球場の3球場に分かれて行なわれ、最終日は広島県総合グランドで3位決定戦と決勝戦がありました。本大会を主催する全日本学生軟式野球連盟の理事を務めておられる蛭間特別会員と、JATAC本部の菊池事務局長によって全て事前の活動準備が行なわれ、他の会員は当日に現地へ直行するのみで活動が実施されました。選手が試合開始1時間前にはグランドで練習開始するため、その30分前に球場入りし準備を完了して待機しました。活動場所はバックネット裏の大会本部近くにある球場医務室(救護室)がトレーナーズルームとなりました。大会本部からは氷とキネシオテープ数個が準備され、後は各自が自前で準備しております。私は車で参加したのでトレーナーズバッグ2つと携帯ベッド1台を持ち込みました。体育施設等の救護室にはベッドが必ず用意されていますが、テーピングやマッサージなどコンディショニングを行なうには使い難く、出来れば携帯ベッドは準備したほうが良いと思います。8月20日、広島県総合グランドにおいてトレーナーズルームに訪れた選手は8名、活動内容は次の通りでした。
- (左肩関節脱臼)前日ホームベースのクロスプレーで脱臼、歩き出したとき自然整復、試合出場するも翌日痛みが増悪して来室。湿布、テーピング固定、三角巾提肘。
- (左下腿部挫傷)以前の肉離れ、肩の張り、明日に備えケアー希望。
- (左大腿部挫傷)1カ月前負傷のピッチャー、明日の投球に備えてケアー希望。
- (右野球肩)キャッチャー、以前から送球に痛みがあり来室。
- (右肩、上肢)疲労性の張りを訴え、ケアーを希望。
- (腰部捻挫、右肩)中学時代からの腰痛が再発、右肩は筋性の張り。
- (筋疲労)試合後のピッチャー、明日に備えて全身的にケアー希望。
- (右野球肩)試合後のキャッチャー、明日に備えてケアー希望。
新鮮外傷の発祥が少なくても、マッサージ・ストレッチング等によるコンディショニングを希望する選手が多く来室するのは「トレーナー」を標榜して活動することによるものと思われます。(兵庫支部:岩本芳照)
![]() 大会本部役員 写真中央が蛭間先生 |
![]() 稲垣薫会員(三重支部) 呉仁川球場にて |
![]() 岩本芳照会員(兵庫支部) 広島県総合グランドにて |
![]() 平成14年度大会開会式 (千葉県営球場) |
![]() 昨年度活動風景 入澤正会員(千葉支部) |
![]() 昨年度活動風景 今井裕之会員(埼玉支部) |