JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

スポーツ外傷・障害予防の立場からスポーツを支えるために NPO法人JATAC事務局
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2010年11月01日

平成18年度 支部研修会報告レポート

長野支部

認定更新講習会・学術研究会報告(平成19年3月4日:長野市生涯学習センター)

講演は、国際PNF協会認定アドバンスインストラクター「市川 繁之先生」より、PNFの基本的原理と手順を判りやすく時間いっぱい講義して頂いた。PNFとは、感覚受容器を刺激することにより神経、筋などの働きを高め、身体機能を向上させるテクニックなのだそうです。講演では、実技も交え大変判りやすく説明していただきました。

続いてシンポジウムは、原JATAC副会長を司会に、下肢のスポーツ障害について、母袋会員(高橋尚子のランニングフォームについて)、小沢会員(シンスプリント対策)、講師の佐藤 玄先生(下肢アライメントについて)其々発表いただき、その後、シンスプリントの予防には、何が有効か、アライメントを見るということは身体のバイオメカニズムが重要である、など有意義なディスカッションが行われ、県内、県外の会員から多くの質疑応答があり時間切れとなったのが惜しいくらいでした。

最後に、「画像から見る歩行立位分析」について、梅宮産業KK健器部係長、ボストン大学工学部卒業、ロビンソン大学足位学専攻、佐藤玄先生より、ゲートビュー(機械式フットプリンター)を使った足底の体重分布、歩行時の動的分布の変化から、下肢障害の原因となる足の着き方すなわち距踵関節のアライメント異常からくる、オーバープロネーション(過回内)、オーバーサピネーション(過回外)の特徴やそれによって引き起こるであろう障害に対しての評価と対応について講義していただきました。

今回の講習でわれわれアスレチックトレーナーに大切なのは、アスリートの身体の全体像をとらえ機能を重視した評価とトリートメントを速やかに的確に行うことであると改めて認識した。(文責 窪田勝)

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市川先生の実技(長野支部研修会)
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シンポジスト(長野支部研修会)
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静岡支部研修会

静岡支部

平成18年11月12日(日)静岡県柔道整復師会館(静岡市葵区西門町)にて平成18年度第2回研修会が開催された。午前の部では静岡市さかくらクリニック院長、阪倉洋先生をお招きして「ブロック療法と保存療法」と題して御講演いただいた。午後からはR-body projectの中山純一先生によるテーピング実技講習を行った。当支部では今年度から新たに1.近隣地区にある柔道整復師養成学校へ開催を告知、学生の参加受け入れ。2.社団の支部組織と研修会を共同開催。の2つを試みている。参加人数はそれらに近隣県よりの参加をあわせ延べ30名。会場は熱心な参加者により終日熱気に包まれていた。

JATAC静岡平成18年度第1回講習会(平成18年7月2日(日);(社)静岡県柔道整復師会館(静岡市))

  • 「スポーツ指導者と選手の信頼関係 日本、ニュージーランドのラグビーを通して」
    講師:大石哲夫(静岡県立大学助教授・ラグビー部監督)
  • 「ホリスティックコンディショニング基礎編」
    講師:矢野雅知(日本ホリスティックコンディショニング協会理事長)

JATAC近畿

JATAC近畿総会・活動報告会(平成18年6月11日(日);大阪柔整会館)

  • 内容「支部会員による活動報告」
    「スポーツ障害の治癒過程とリハビリテーション」
    講師:鶴池政明(大阪体育大学助教授・NATA認定アスレティックトレーナー)
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posted by jatac-atc at 04:00| 支部研修会