JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

スポーツ外傷・障害予防の立場からスポーツを支えるために NPO法人JATAC事務局
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2013年05月04日

平成25年度第1回埼玉支部研修会

 平成25年4月13日土曜日、埼玉県男女共同参画推進センター With Youさいたま 4階セミナー室において、平成25年度第1回埼玉支部研修会が開催されました。講師には後関慎司先生(U-23サッカー日本代表チームアスレチックトレーナー、JASA-TA、鍼灸師)をお迎えして、前半が「ロンドンオリンピック帯同報告とサッカーにおける最新テーピング」後半は「今後の柔整トレーナーに期待するもの」と題して実技を交えてご講演を頂きました。前半の講演では、2012年に開催されたロンドン五輪サッカー日本男子代表チーム6試合全てが異なる会場で行われ、総移動距離20,000kmという過酷なスケジュールの中、選手へのサポートの内容を詳細にご紹介頂きました。選手はセルフコンディショニングを行い、トレーナーはそのサポートをする事が基本的なスタンスなのだそうです。大会期間中、宿泊先のベッドが大変軟らかい為エアマットの用意や、入浴がシャワーの為バケツを用意してアイシングを行うといった細やかなサポートにより、体調を崩す選手はあまりみられなかったそうです。先生は2005〜08年迄U-17日本代表のトレーナーもなされており、先生曰く良い選手の条件として「自己の身体の管理が良くできている選手」が代表選手として残っていくのだそうです。また、テーピングテクニックについてもご教示頂き、テーピングを行う前のモビライゼーション法やオリジナルの障害部位に応じた細やかなテクニック等、現場での様々なニーズに応えて行く様子は大変勉強になりました。後半の講演は大会中にケガをした選手についての実例を交え、本来なら3週間かかるケースを1週間で復帰させたケース等についてご紹介頂き、早期復帰の背景には先ず「患部を固定する」という事が肝要で、その技術は鍼灸分野にはない専門性が柔道整復師にはあるとのこと、固定技術は我々が得意とする分野であり、正にトレーナーとしての「はまり役」を再確認できた講演でありました。(文責 今井裕之)
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posted by jatac-atc at 17:53| 支部研修会