JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

スポーツ外傷・障害予防の立場からスポーツを支えるために NPO法人JATAC事務局
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2010年11月01日

平成18年度 支部研修会報告レポート

長野支部

認定更新講習会・学術研究会報告(平成19年3月4日:長野市生涯学習センター)

講演は、国際PNF協会認定アドバンスインストラクター「市川 繁之先生」より、PNFの基本的原理と手順を判りやすく時間いっぱい講義して頂いた。PNFとは、感覚受容器を刺激することにより神経、筋などの働きを高め、身体機能を向上させるテクニックなのだそうです。講演では、実技も交え大変判りやすく説明していただきました。

続いてシンポジウムは、原JATAC副会長を司会に、下肢のスポーツ障害について、母袋会員(高橋尚子のランニングフォームについて)、小沢会員(シンスプリント対策)、講師の佐藤 玄先生(下肢アライメントについて)其々発表いただき、その後、シンスプリントの予防には、何が有効か、アライメントを見るということは身体のバイオメカニズムが重要である、など有意義なディスカッションが行われ、県内、県外の会員から多くの質疑応答があり時間切れとなったのが惜しいくらいでした。

最後に、「画像から見る歩行立位分析」について、梅宮産業KK健器部係長、ボストン大学工学部卒業、ロビンソン大学足位学専攻、佐藤玄先生より、ゲートビュー(機械式フットプリンター)を使った足底の体重分布、歩行時の動的分布の変化から、下肢障害の原因となる足の着き方すなわち距踵関節のアライメント異常からくる、オーバープロネーション(過回内)、オーバーサピネーション(過回外)の特徴やそれによって引き起こるであろう障害に対しての評価と対応について講義していただきました。

今回の講習でわれわれアスレチックトレーナーに大切なのは、アスリートの身体の全体像をとらえ機能を重視した評価とトリートメントを速やかに的確に行うことであると改めて認識した。(文責 窪田勝)

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市川先生の実技(長野支部研修会)
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シンポジスト(長野支部研修会)
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静岡支部研修会

静岡支部

平成18年11月12日(日)静岡県柔道整復師会館(静岡市葵区西門町)にて平成18年度第2回研修会が開催された。午前の部では静岡市さかくらクリニック院長、阪倉洋先生をお招きして「ブロック療法と保存療法」と題して御講演いただいた。午後からはR-body projectの中山純一先生によるテーピング実技講習を行った。当支部では今年度から新たに1.近隣地区にある柔道整復師養成学校へ開催を告知、学生の参加受け入れ。2.社団の支部組織と研修会を共同開催。の2つを試みている。参加人数はそれらに近隣県よりの参加をあわせ延べ30名。会場は熱心な参加者により終日熱気に包まれていた。

JATAC静岡平成18年度第1回講習会(平成18年7月2日(日);(社)静岡県柔道整復師会館(静岡市))

  • 「スポーツ指導者と選手の信頼関係 日本、ニュージーランドのラグビーを通して」
    講師:大石哲夫(静岡県立大学助教授・ラグビー部監督)
  • 「ホリスティックコンディショニング基礎編」
    講師:矢野雅知(日本ホリスティックコンディショニング協会理事長)

JATAC近畿

JATAC近畿総会・活動報告会(平成18年6月11日(日);大阪柔整会館)

  • 内容「支部会員による活動報告」
    「スポーツ障害の治癒過程とリハビリテーション」
    講師:鶴池政明(大阪体育大学助教授・NATA認定アスレティックトレーナー)
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平成19年度 支部研修会報告レポート

東北ブロック

第1回.東北ブロック講習会(平成19年9月16日;フォレスト仙台) 参加人数:JATAC関係20名、柔整関係22名

中野偉夫先生(JATAC理事、静岡大学名誉教授)による「トレーナーの基礎」、粟野まゆ子先生(東京学芸大学講師)による「Gボールの基本から応用まで」を実施。司会が岩手県、山内春雄支部長、受付を福島県、植田和徳支部長と草野謙一郎役員。多くのメンバーの熱心な聴講と慣れないGボールに悪戦苦闘の充実した講習会となった。

今回は山内支部長(岩手)、植田支部長(福島)、草野役員(福島)の働きでスムースな運営が出来感謝に耐えない。片岡副会長には開演の辞、また、前日には役員会でこれからの東北に期待を込めた話を頂きました。今回の講習会は中野先生、粟野先生に大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。影で支えて下さった、社団法人宮城県柔道整復師会の上泉会長、中川副会長、松元理事に深く感謝します。

関東・東京ブロック

平成19年12月2日(日)、江東区豊洲文化センターに於いて表題研修会が開催されました(参加者37名)。演題は3題で、最初に池田克紀先生(東京学芸大学教授・本協会理事)をお招きして「操体法の理論と実際」をご講演頂きました。操体とは医師である故橋本敬三氏が体系化したもので、人間が健康で生きて行く為の基本的要件としての食・息・動・想が相関し、環境との関わりの中で快適に存在していることが重要とのこと。池田先生は操体法との出会いをご自分の体験を基にお話しされ、実技では二人一組で快感覚を探りながら全身から指先の細部におよぶ具体的で体系的な体の動かし方を教わりました。特に相手の体を動かす際の抵抗(誘導)の力がとても軽微であることには驚かされました。

2題目は入澤正会員に「下肢の障害とバイオメカニクス-足底ストラップの応用-」と題してご講演頂きました。氏は本協会主催のフットワークショップを皮切りに豪州、米国にて足底板療法の研鑽を積まれており、下肢のバイオメカニクスの基礎と貴重な症例をご報告いただきました。後半は過回内予防の為のテーピング法が紹介され、特に前足部の機能性と後足部の安定性の為の一工夫や足関節捻挫での応用法等、大変参考になりました。

3題目は菅俣弘道会員に「医療安全-医療事故被害者の立場から-」をご講演頂きました。2000年4月愛娘の笑美ちゃんを医療ミスにより亡くされて以来、全国の病院等で講演活動を続けておられます。また菅俣会員は医療安全にも積極的に取り組まれており、ヒューマンエラーを起こさない為のシステム作りも着実に進行しているとのこと。時折笑美ちゃんの写真が出ると今でも目頭が熱くなるとの思いを語られ、胸を熱く拝聴いたしました。 文責:今井裕之(埼玉支部) ※ニュースレポート42号より

近畿ブロック

ATAC近畿活動報告会・研修会(平成19年7月1日;兵庫県柔道整復師会館)

  • 「第11回活動報告会」会員の発表4題
  • 「テーピング競技会」

埼玉支部

4月29日に埼玉新都心With Youさいたまで行われた今回の講習会は、会員、一般併せて50名が参加し、盛大に行われた。スポーツ選手に対するコンディショニングと題して、ホリスティックコンディショニング協会の岩間徹先生に講義をお願いした。ホリスティックとは「包括的」という意味を持っていて、本講習会のコンセプトは、筋弱化(機能低下)している部位をチエックし、様々な手法を使って修正していくというものであった。姿勢反射や平衡反応、運動連鎖など動作の基礎をおさらいした後、立位、歩行、座位、臥位 などで筋弱化している部位のチエックを行った。各部位の筋力チエックで、普段、何気なく行っている日常生活動作においても、自然に体軸が乱れていることに気づかされた。各部の筋弱化は単一の筋のみで発生するものではなく、運動連鎖(ここではマイナス連鎖と表現されていた)によって起こってくるため、単に局所にアプローチを行うだけでなく、遠隔部位からの促通を行うことも大切であるということがわかった。バランスボールやソフトギムボールの効果的な使用法も紹介して頂き、今後の治療の幅が広がると参加者には大変好評であった。現在、様々な治療法があるが、我々は得意な手法に偏りがちである。患者様の体にあった効果的なものを”ホリスティック”に考えた上でその手法を選択することが大切であると再認識できた講習会であった。
(文責 金井英樹)

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東京支部

平成19年9月2日(日)13:時-16時30分、銀座区民会館に於いて支部研修会が開催された。

演題1:スポーツにおける肩関節障害について

今年6月、米国より帰国されたNATAATC竹内繁会員が最新の米国における肩の障害について、機能解剖から肩の評価に基づくアスレティックリハビリテーションまで実技を交えて講演された。特に、肩関節の動きは肩甲骨の安定性が重要であり、動作が上腕に十分な力が伝わるには、肩甲骨を正常に機能させるよう、僧帽筋や前鋸筋、体幹を含めた他の筋群をトレーニングする必要があること、また、肩関節は投球動作時に7,000°/秒という速度で動く関節であり、最も効率の良いトレーニング法を紹介し、障害を起こす前にいかに予防するかが一番大切であることを強調された。

演題2:介護保健施設における機能訓練指導

練馬区内の施設で早期から実施している小池龍太郎理事より介護保険の基礎からデイサービスセンターでの機能訓練指導員として柔整師がどのように関わっているかその現状を紹介があった。内容は、温熱療法、マッサージ、ROMや筋増強訓練など個別に行い、集団体操、頭の体操等、15名位を3時間かけて行っているとのこと。今後、超高齢社会を迎える我が国では介護保健施設での柔整師の活躍が大いに期待される。

演題3:東京マラソン2007におけるトレーナー活動

最後に上記演題でシンポジウムが行われた。はじめに活動経緯、大会のトリートメント集計等を報告後、10kmゴールとマラソンゴールそれぞれの担当者から当日の活動紹介があった。両会場とも、大会担当者との連絡がとれず、活動場所が変更されていたり、用意される予定の備品が無い状況で、急遽医療コーナーからテーブル、椅子、毛布などを調達し、案内掲示も紙に手書きで貼り付けて何とか設営した。全国から集まった35名の会員が日頃の活動経験を生かし、力を合わせて無事にトレーナー活動を終えることができたことは大変良かったが、反省点が沢山出された。特に、スタート時、雨で気温5℃の気象条件の中、マラソンゴールでは毛布が不足し、選手は寒さで大変だったとのこと。大会担当者とJATACとの事前調整を緊密に行い、医療班との連携、備品の確認、活動場所への掲示板の設置等の要望が出された。また、JATAC本部として活動のガイドライン、トリートメントシートの統一など早急に作成する必要があるという意見が出された。今後、これらの反省点を生かし、JATACの力を結集して体年の大会の成功を誓い、シンポジストと出席者の皆様にお礼を述べ、シンポジウムを終了した。(文責:伊澤政男) ※ニュースレポート第41号より

静岡支部

JATAC静岡平成19年度第1回講習会が6月17日静岡市中央体育館に於いて開催された。本講習会は「ピラティスメソード基礎編」と題してJR東日本スポーツ大塚ひとみ先生に講師をお願いし、理論と実技の2本立てで行われた。会員、学生合わせて34名が出席した。

平成19年度第2回講習会(平成19年10月28日;静岡県接骨会館)

  • 「筋電気刺激(EMS)を利用した筋力強化」 講師:福田貴(伊藤超短波株式会社)
  • 「身体の動きから診た評価とトレーニング」 講師:中山純一(R-Body Project)

愛知支部

平成19年10月14日(日)、岡崎市中央総合体育館会議室にて、午前中に支部臨時総会が開催された。会則に従い支部長、副支部長及び理事を選出し、今後の活動方針について活発に意見交換がなされた。会員26名の入会を得てJATAC愛知として今後、活発な活動が期待される。午後は講師に竹内繁先生(JATAC埼玉、NATA認定AT、NEC男子バレ−ボ−ル部AT)をお招きしてNATA認定ATまでの教育システムについてと、肩についてご講演いただいた。肩についてはSLAP損傷の徒手検査法について感度、特異度を組合せて、より確実に判断する必要性について、また、運動連鎖からの上肢の運動と下肢、体幹の関係、肩甲骨の動きと、動きの異常による肩の痛みについて等、興味深いご講演があり岐阜県からの5名を含め、16名の参加によりJATAC愛知として、初めての支部研修会を大変有意義な時間で終えることが出来ました。(文責:大野重雄) ※ニュースレポート第41号より

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右が新支部長の井原正晴先生
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講習会の様子
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前列右から2番目が竹内先生

滋賀支部

日本スポーツマスターズ2007びわこ大会事前研修会(平成19年7月29日;明日都大津5F会議室)

  • 「スポーツ外傷と応急処置」 講師:坂井田稔(社会保険滋賀病院整形外科部長)
  • 「トレーナー活動の基本とガイドライン」 講師:前田剛伸(JATAC滋賀支部・JATAC認定アスレチックトレーナー)
  • 「テーピング・アイシング・マッサージの実技」 講師:川戸典知(JATAC滋賀支部)

宮崎支部

JATAC宮崎では支部発足以来、初の支部研修会を1月20日、(社)宮崎県柔道整復師会会館(宮崎市神宮東)で開催した。まず、中馬健会員(日向学院男子バレー部トレーナー)が、『バレーボール競技でのスポーツトレーナーとしての実際』と題し、第38回春高バレー、平成19年度全国高校総体に帯同し現場から学んだ経験を中心にバレーボール競技での具体的なノウハウを述べた。第2題は、元宮崎県ラグビーフットボール協会安全対策委員長で、長年高校ラグビー大会のメディカルとして現場に立ってきた野邊隆会員が、『ラグビー競技現場からスポーツトレーナーに求めるもの』と題し、ラグビー競技におけるトレーナーの在り方を述べた。

昼食をはさみ午後より、寺原雅典会員(日本超音波骨軟組織学会理事)が『超音波エコー観察の基礎とスポーツ現場への応用』で、超音波の仕組みから柔整師や鍼灸師が使用する際の留意点、スポーツ現場での利用法などを語った。最後にビデオ講習『現場が求めるトレーナーとは』で、乾真寛氏(福岡大学スポーツ科学科教授、ユニバーシアードサッカー日本代表監督)が、平成17年のJATAC第4回認定講習会in福岡で行った講習がビデオ上映され、チームを目的まで導くためのトレーナーの役割などを学んだ。
(文責:寺原雅典) ※ニュースレポート42号より

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司会進行の寺原会員
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野邊会員
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熱心に聞き入る参加者
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平成20年度 支部研修会報告レポート

東北ブロック

北海道ブロック

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  • 日時:平成20年8月2日(土)
  • 会場:札幌市厚別区民センター
  • 内容:スポーツコンディショニング講座
  • 講師:小野寺恒己(JATAC北海道)

写真右:講義中の小野寺会員


関東・東京ブロック

関東・東京ブロック研修会は昨年に引き続き、2回目の開催である。今回はアスレティックトレーナーの草分け的存在であるNEC女子バレーボール部専属アスレティックトレーナーの岩崎 由純氏をお招きし、ご講演頂いた。

午前の部は『スポーツ現場における競技復帰のための評価』と『スポーツと感動』について熱く語って頂いた。アスレティックトレーナーは、Treatment, Conditioning, Preventionなど様々な役割があるが、悲劇が起こらぬよう細部にわたる安全管理と選手に対する心理面をいかにコントロールしていくかなどのノウハウをご教授頂いた。また岩崎氏がこれまで関わってきた選手との感動秘話では、舞台裏でのドラマチックな出来事に思わず目頭が熱くなった。トレーナーという仕事をこよなく愛している姿がとてもうらやましく、誠実で情熱的な岩崎氏に敬愛の念を抱いた会員も多かったのではないかと思う。

午後は日本コアコンディショニング協会会長でその考案者である氏によって『ストレッチポールのベーシックエクササイズ』をご指導頂き、いままで体験したことのない会員からは「気持ちいい」「リラックスできる」などの感想が多かった。また『競技力向上のためのサポートテーピング』では足趾把持力や推進力を向上するなど機能的なテーピングについて実技を交えて行った。アスレチックテーピングとは違い、“明日から使える比較的簡単に巻けるテーピング”というのがコンセプトであったが装着時の満足度は非常に高く会員には好評であった。

“感動は人を動かす、感動はシェアできる、感動が力になる”岩崎氏の言葉には一つ一つに重みがあった。聴衆を引きつけるその圧倒的な存在感はまさにカリスマであった。この研修会を通して数々の感動を頂き、自然に突き動かされるような“力”を頂けた実りある研修会であった。
文責 金井英樹(埼玉支部事務局) ※ニュースレポート46号より

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講師の岩崎先生
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満員の会場
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ストレッチポールの実技

北信越ブロック

平成20年11月16日(日)の午前10時より(社)長野県柔道整復師会会館にて、(社)長野県柔道整復師会・日本スポーツ整復療法学会共同開催によりJATAC NAGANO北信越ブロック認定講習会を開催いたしました。あいにくの雨模様となりましたが、県内外より66名の会員・非会員・学生が集まりました。

  • 講演1 (10:00〜12:00)
    「スポーツ現場における肩甲骨に重点をおいた肩の評価とアスレチックリハビリテーション」
    講師 竹内 繁先生(元NEC男子バレーボール部トレーナー、NATAアスレチックトレーナー)
    肩の上下運動に付随する肩甲骨の動きの評価を基にリハビリテーションを行い、実技を交えながら障害予防のトレーニングプログラムをご紹介していただきました。ほかに、個人でできる肩周辺のエクササイズの指導方法など、機能解剖を交えながらご指導いただきました。
  • 講演2 (13:00〜16:00)
    「インターバル速歩、その理論と実技」
    講師 古籏俊一先生(熟年体育大学 健康推進コーディネーター)
    1日1万歩のウォーキングをした人で運動の効果を見てみると、健康面での改善は多く見られるものの、体力面では腹筋力と敏捷性がやや向上したが、脚筋力や持久力といった介護の予防のために維持・向上したい体力が全く増加しませんでした。そこで多くのデータの中から太ももの筋力が高い人ほど最大歩行速度が高く、また持久力も高かったことを見つけ出し、高齢者は太ももを鍛えるためのインターバル速歩が編み出されました。ゆっくりとした、しかし、姿勢は維持したままの歩行と、自己最大の速度での歩行を繰り返すだけなのですが、意外とハードである。今までただ歩けばいいという考えより一歩進んだトレーニングを実感できました。
    文責 篠崎裕一(長野支部事務局) ※ニュースレポート第46号より
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竹内先生の実技
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竹内先生の実技
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古旗先生

東海ブロック

平成20年11月2日(日)東海医療科学専門学校にて第1回NPO法人JATAC東海ブロック活動報告会が開催され特別講演、基調講演、活動報告一般発表4題、誌上報告2題があり、44名の参加があった。以下活動報告会の概要を報告する。

特別講演「メタボを抱える方への運動処方」 講師:石井医院 石井馨先生

予防医学を目的とした施設を併設され個々に合った栄養指導、運動指導を実践されている石井馨先生に「メタボ」についてご講演頂いた。私たちATは競技スポーツのコンデショニングサポートと地域社会に於いては健康スポーツに、施術所では機能回復を目的とした運動指導に関わることが多く対象者が幅広い。今回の講演では健康を目的とした運動指導とその注意事項について、特に高血圧治療薬のβ遮断薬を服用している方の脈拍を基準とした運動強度の設定、糖尿病の方の低血糖、網膜症の注意についてのお話があった。このような疾患のある方については医師と連携し事故が起きないよう注意が必要と感じた。もともと飢えに強い民族である日本人は、食べ過ぎ、運動不足が「メタボ」といわれる主な原因であるため、食習慣の改善と有酸素運動および筋トレによる運動について分かり易く講演された。

基調講演「JATACこれからの方向性」 講師:原和正(JATAC副会長)

JATACの歴史、柔整師の現状と将来、スポーツ界の現状、ATの社会的役割、アメリカでのATの立場と役割、AT活動の魅力、柔整師とAT、JATAC今後のアクションと方向、大分国体でのメディカル、フィジカルサポーターの職種別参加人数等、それぞれについてご講演頂いた。ATの今後について「スポーツ現場はスポーツに理解がありスポーツ科学を習得しているメディカルスタッフを求めており、ATの活動場所は無限大であり、AT活動を介して社会的信頼、信用の獲得および異業種との交流による認知度の広がりが期待できる」と言う様な内容が記憶に残った。これからの過当競争を生き抜くためにはATとしてスキルアップし積極的な活動により将来が開けてくると言う強い思いを感じた。

最後にお急がし中大会開催の為に奔走して頂きました実行委員の先生方、会場の提供と運営にご協力して頂きました東海医療科学専門学校、本大会に参加されました会員の皆様に心より感謝します。

文責 大野重雄(愛知支部事務局)  ※ニュースレポート45号より

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挨拶する中野理事
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愛知支部井原支部長
  • 一般発表
    ・三河高原トレイルランニングレース 石田 誠(愛知)
    ・高校ラグビーのトレーナー活動報告 早川 真(岐阜)
    ・日本平桜マラソン・焼津港マラソンでのトレーナー 活動山野通也(静岡)
    ・第1回社会人クラブチームバトミントン大会 大鋸屋孝志(愛知)
  • 誌上報告
    ・平成20年愛知県高等学校総合体育大会ハンドボール競技名南支部予選会  岡安 学(愛知)
    ・緊急時対応システムについて 岡崎市民柔道大会のメディカルトレーナーとして 野村義昭(愛知)

近畿ブロック

今般、JATAC近畿の研修会、平成19年度総会、第12回活動報告会が滋賀県大津市で開催されたので、概要について報告します。

  • 日時:平成20年6月8日<日>13:30〜17:00
  • 会場:滋賀県大津市 浜大津「ふれあいプラザ」
  • 参加者:滋賀の会員外も含めて近畿各地より35名が参集し、新たに明治国際医療大学から4名が参加
  • 内容:研修会「現場で活用できるトレーニング」
    <講師>栗若 伸一先生{クリワカ シンイチ}
    ストレングス&コンディショニングトレーナー
    Xリーグ松下電工INPULSE ストレングスコーチ
    桃山学院大学アメリカンフットボール部 S&Cトレーナー
    鍼灸整骨院にてリハビリ・トレーニングを指導
  • 活動報告会「支部会員の活動報告」

講演では怪我からの復帰やリコンディショニング、アスレチックリハビリにおいて、現場でのトレーニングの実際を熱く語られた。機能改善の考え方として、可動性、柔軟性、安定性、強化と姿勢・動作の改善が重要である。中でも肩甲骨の下制・外転と骨盤の後弯、ニーイントウアウトへの取り組みは大きなポイントになる。其々に対し患部、部位別のトレーニングをスライドと実技で説明されました。肩甲骨、体幹、骨盤周辺、股から足部に亘り詳細かつ複合的トレーニングを再考し、今後の臨床と現場に活用したいと思います。

研修会終了後、同会場にて岩田勝近畿会長の挨拶にて19年度総会を開会。高須議長<滋賀>、永田副議長<兵庫>の選出で、19年度事業報告、収支決算、監査報告および20年度事業計画、予算案の審議、承認を議決しました。

総会後に行われた7題(演題名及び演者は活動報告会報告参照)の活動報告は全国活動報告会のプレ発表ともなり、各会員の充実した準備が窺えました。

活動報告発表後、午後5時半より浜大津「あたか飯店」にて18名の参加で、和気藹々の中、うまい紹興酒を傾けながら、大いに歓談し情報交換をしました。尚、本部から菊地俊紀事務局長が大阪市での学会参加後、大津市まで足を伸ばして参加いただきました。びわ湖畔の夜の後、最終の新幹線のぞみで帰京されました。忙しいスケジュールの中、JATAC近畿の研修会、総会に臨席いただき、誠に有難うございました。以上、報告といたします。

(文責 田中清久 滋賀支部支部長) ※この文章はニュースレポート44号に掲載したものです

埼玉支部

平成20年度第1回JATAC埼玉支部研修会を終えて

  • 期 日:平成20年9月21日(日)
  • 会 場:さいたま市With you さいたま
  • 参加者:52名

今回はアスレチックトレーナーとして米国でたくさんの経験を積まれた当支部会員の竹内繁先生に「マッスルエナジーテクニックの理論と実際」について講義して頂きました。当日は関東近県の先生方も参加して頂き、大変盛況でした。

マッスルエナジーテクニックとは、神経―筋―骨格系のバランスを正常化する目的で、自発的筋収縮後の筋弛緩を利用し、特定関節を三次元レベルで矯正する方法です。この治療のよいところは、@ごく僅かな力で矯正できるため非常に安全だということ、A客観的に体を評価した上で、その評価に基づく治療がシステマティックであること、B効果が絶大ということです。本講習会は実技を中心に行われましたが、評価の方法や治療手技についてゆっくり丁寧に教えて頂きました。

配布された資料も充実した内容で、とくに評価チャートは治療を行うのにあたり明確な指針ができ、非常に有用だと思われました。腸骨、腰椎の機能障害にはさまざまなタイプがあり、その位置関係を把握するのは容易でなく、参加者は触診術で難渋しているように見えました。

体を見る上で、骨盤帯を含む体幹部の評価をすることはきわめて重要と思われます。今回の講習で学んだ内容を再度よく理解し、日々の診療でまず評価を行う習慣を身につけ、その評価に基づいた治療が行えるようにしていきたいと思います。

文責 金井英樹(埼玉支部事務局) ※ニュースレポート45号より

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竹内先生(中央写真)による実技

静岡支部

平成20年度第1回講習会

  • 日時:平成20年6月29日(日)
  • 会場:静岡医療学園専門学校
  • 内容及び担当講師:
    内科疾患を有する患者に対する運動処方 石井 馨(医療法人社団しずや会石井医院)
    スティックウォーキングの効果と指導法(基礎編) 富田寿人(静岡理工科大学准教授)
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