JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

スポーツ外傷・障害予防の立場からスポーツを支えるために NPO法人JATAC事務局
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2023年03月12日

愛知支部研修会報告 (岡崎市:令和5年3月12日)

モビリティケア(身体の繋がりと運動連鎖)


 3月12日(日)。この数日だいぶ春めいてきて温かくなってきた。当日もまずまずの日和で近くの岡崎城公園は賑わっていた。そんな折、岡崎市のリブラでモビリテイー・ケアの講習会が開催された。愛知支部ではここ数年来外部講師を呼ばず内部講師での講習であったが今年は外部講師をお招きしての開催であった。
 先ずは講師;浅野俊介氏の自己紹介から入ってモビリテイー・ケアに至るまでの歴史を紹介頂いた。そして基礎、応用と発展しながら実技を交えながらの講習スタイルであった。
 ビジュアル的にはストレッチングを指導しているかのように見える。左右の関節の動きを診た上で関節の固さ、拮抗筋における各々の筋の動き、応答性を確認する。その関節ばかりでない。周辺の関節に及ぶ広範囲な身体を診てアナトミートレイン、筋の連動性の良し悪しを評価する。
 脊柱の生理的弯曲から正しい姿勢とは何か?猫の動きから人間もあるべき動作の方向性。こんな様々な観点を総括しながら関節を動かしていく。
 そこで神経的アプローチをしていく。幸せなシーンを考えれば動きは良くなる。思い出したくもない辛く嫌な事を思い起こせば身体は固くこわばる。交互に回想させながら身体を操っていく。操体法にも酷似する。股関節のアプローチのみであった手技はやがて背中〜頸椎迄モビリティは連動していく。この脊柱が動き、それに伴って四肢も動く。この手技さえ覚えればどこの部位でも治療可能だと感じた。患者様の体をあそこまで自分の思い描いたかのように操れる浅野先生は楽しんでいるかのようにさえ見えた。
 “自分が楽しんで施術すれば患者さんも楽になる”セミナー最後に先生が言った一言が講習の締め言葉であった。(愛知支部支部長:井原正晴)

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posted by jatac-atc at 21:59| 支部研修会

2023年01月10日

愛知支部研修会のご案内

モビリティケア ー身体のつながりと運動連鎖ー


開催日:2023年3月12日(日)
場 所:岡崎市交流図書館りぶら301号室
時 間:10:00〜12:00 講義
     12:00〜13:00 休憩
     13:00〜15:00 実技

録画ビデオ配信日:3月19日(日)・26日(日)
*ライン   2023年3月19日(日)10:00〜12:00 講義、12:00〜13:00 休憩、13:00〜15:00 実技
*スカイプ 2023年3月26日(日)10:00〜12:00 講義、12:00〜13:00 休憩、13:00〜15:00 実技
 ・録音・録画はご遠慮下さい。
 ・スカイプはインストール不要(PC)で視聴できます。
 ・不明点は配信担当者がご説明をしますので、事前にお知らせ下さい。
 ・ライン・スカイプ申込期限:3月13日(月)まで(お申込と振込みを済ませて下さい)

お申込:Jatac愛知支部事務局
 ・Tel & Fax:0533-68-5507
 ・メール :jatacaichi@gmail.com
 ・URL: https://jatacaichi.jimdofree.com/

単位:
 ・会場での受講:計3単位。(午前の講義:1.5単位、午後の実技:1.5単位)
 ・オンラインでの受講:レポート提出により計3単位。
 (講義:500字あるいは500字以上、実技:500字あるいは500字以上)

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posted by jatac-atc at 20:15| 支部研修会

2022年09月11日

JATAC九州ブロック大会 報告(2022年:佐賀支部)

@ジュニアアスリートの体づくりと食事 A腰痛の原因・評価と筋膜リリースを用いたアプローチ


 去る9月11日に、福岡天神医療リハビリ専門学校にて、JATAC九州ブロック大会を開催しました。
開催方式はハイブリッド式で行い、当日参加者は、会場37名、Web参加26名、合計63名でした。各講演に先立ち、吉塚理事より挨拶があり、続けて主管県である佐賀支部の堤が開会の辞を宣言し、開会しました。
 第一部は、「ジュニアアスリートの体作りと食事 〜一生、活躍できる選手を目指して〜」と題して、アスートフードマイスター2級を取得されている管理栄養士の2人の講師に講演して頂きました。前半は、大熊祥代氏に「ジュニアアスリートの特徴」や「体力作りに必要な要素」、そして「ジュニアアスリートに必要な食事とは」を、後半は、神近彩音氏に「試合期の食事と食事実践編」を、クイズなど混ぜながら楽しく、また受講者が理解しやすいよう講演頂きました。

 第二部は、「腰痛の原因・評価と筋膜リリースを用いたアプローチ」と題して、柔道整復師であり福岡天神医療リハビリ専門学校柔道整復科教員でもある小川勝先生に講演して頂きました。前半は座学にて、腰痛の原因・評価について詳しく説明頂き、昼食を挟んで午後から腰部・臀部・大腿部に対しての筋膜リリースの実技を行いました。講演時間が不足するほどの濃い内容だったため、参加者から続きを希望する声が多く上がる程でした。
講演終了後、堤より閉会の辞を宣言し、全日程を終了しました。 (佐賀支部支部長:堤 啓祐)

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posted by jatac-atc at 22:58| 支部研修会