JATAC|特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会

特定非営利活動法人ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
Nonprofit Organization Japan Athletic Trainers Association for Certification

スポーツ外傷・障害予防の立場からスポーツを支えるために NPO法人JATAC事務局
(お問い合わせはメール又はFAXでお願いします)

2020年01月10日

愛知支部研修会(愛知県、岡崎市)

愛知支部研修会のお知らせ

【タイトル】AKAの理論と実技
【講師】鈴木圭(アームズ整骨院院長・JATAC認定トレーナー)
【日時】2020年3月8日(日)
【時間】10:30〜12:00 講習会@体幹編
    13:00〜14:30 講習会A四肢編
    14:30〜16:30 フリー カンファレンス
【会場】岡崎市中央図書館(リブラ岡崎)岡崎市康生通西4丁目71
【会費】3000円(非会員の方も3000円です)学生1000円
【申し込み】井原 ma-ihara@tees.jp

posted by jatac-atc at 23:30| 支部研修会

2020年01月09日

JATAC 九州ブロック JATAC FESTA 2020大分大会のご案内

ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会九州ブロックでは、来る3月15日(日)午前9時30分より
大分市、大分県柔道整復師会館において、【JATAC FESTA 2020】を開催致します。 
2019年ラグビーワールドカップの興奮冷めやらぬまま、2020年オリンピックイヤーに突入します。国内のトッププレイヤーから学生選手達のモチベーションも高くなりますね。それに伴いスポーツ現場では当然ケガが発生します。ケガをしたとき、ご承知の通り損傷部位のダメージを最小限にとどめるために行う方法を「応急処置」と言います。この応急処置は早期スポーツ復帰に欠かせないものです。応急処置が出来ない、不適切な処置、管理を行うと復帰までに時間がかかります。 【RICEからPRICE、そしてPOLICEへ】近年スポーツ現場では、急性損傷の早期管理として必要以上の固定、安静は悪影響を及ぼすことが分かってきており、安静(Rest)を、Optimal Loading(最適な負荷)に置き換えたPOLICEという概念が広まりつつあります。 そこで、今回のJATAC-FESTAでは3人のマスター達によるスペシャル実技講演です。POLICEの概念をベースに『機能固定〜パフォーマンス向上のテーピングまで』を一気に行います。スポーツに携わる、またはスポーツ選手を診ている方々は一度「知識や技術」をブラッシュアップし、ご自身の資格を有効に使った現場で生きる技術を持ち帰りましょう。大会テーマは「技を磨く」。皆さんが関わる選手達のためにしっかりと技術を磨きあげましょう!

講演T 【RICEからPRICE、そしてPOLICEへ〜早期に現場復帰させる機能的固定療法〜】
西原清
JATAC大分県支部長・九州医療専門学校非常勤講師・九州総合スポーツカレッジ非常勤講師

講演U 【足関節捻挫におけるテーピング〜基礎から機能的テーピングまで〜】
吉塚亮一
JATAC九州ブロック長・日本トレーニング指導者協会2019優秀トレーニング指導者・アスリートフードマイスター協会理事

講演V 【足の解剖をもとにした、サポート&パフォーマンス向上のテープ】
勝田淨邦
JATAC九州ブロック顧問・九州医療専門学校非常勤講師・JSSPOT九州支部長

開催日: 令和2年3月15日(日)
会 場: 大分県柔道整復師会館2F(武道場:多目的ホール)
〒870-0921 大分県大分市萩原4丁目8−58
テーマ: 「技を磨く!」


時間: 9:30開始−17:00終了予定
受付:9:00
定員: 70名(申し込み期限 2月20日 但し定員到達で締め切ります)
参加費:JATAC・JSSPOT会員5000円、学生5000円(学生証提示)、一般8500円

お問い合わせ、参加申し込みはJATAC九州支部連合ホームページをご覧ください。
http://jatac-q.org/

posted by jatac-atc at 23:12| 支部研修会

関東ブロック研修会報告

日 時 令和2年1月26日(日)13:30〜16:30
場 所 武蔵浦和コミュニケーションセンター8階 第1集会室
主 催 埼玉支部
参加者 21名

 2020年1月26日、埼玉支部企画による「長距離走におけるケアの留意点と最新の話題」と題して、蛭間栄介先生(帝京大学教授・JATAC専務理事)よりご講演を賜りました。内容は1.有酸素運動と健康、2.足部アライメントとスポーツ障害、3.スポーツシューズの歴史と開発、4.素足ランニングとシューズランニングについてでした。「有酸素運動と健康」では有酸素運動の効果と方法について、先生のご専門であるスポーツ科学の立場からご教授頂き、中でも高齢者を対象にした高血圧者トレーニングとその中止が血圧とコレステロールに及ぼす影響についてご紹介され、「9ヶ月のトレーニングが僅か1ヶ月の中止にてトレーニング前の状態に戻ってしまう事」や、階段昇降での速度の違いにおける各筋横断面積の比較については、「階段の昇り時、大腰筋横断面積は速度の遅い群に比し、速い群が有意に大きかったこと等をご紹介されました。また、「足部アライメントとスポーツ障害」では、足部の構造とメカニズム・歩行サイクルに至るまで、フットワークショップでの復習事項も盛り込んで頂き、始めての受講者には大変刺激になった内容でした。最後には最新のN社のランニングシューズの話題について、他社との比較も含め先生の豊富な知見からご紹介頂き大変有意義な講習内容でした。
 後半のシンポジュームでは「東京マラソンへの提言〜JATACから発信できること〜」と題し、小池龍太郎副理事長、今井裕之理事、蛭間栄介専務理事の3名にご登壇頂き、其々の立場から話題を提供して頂きました。今井理事からは東京マラソンにおけるAT支援10年の総括及び最近の活動について、4000名を超える利用者のトリートメントシート内容を中心にご紹介して頂きました。特に利用者の障害実態の詳細とATの評価・治療について更に明確にする必要性があること、また外国人利用者とのコミュニケーション方法についてさらに検討する必要性を示唆されました。小池副理事長からは主催者側の意向及び連携、他団体との関係・交流、リスクマネージメント等についてご紹介頂き、利用者への「看板」表示内容について、過去の変遷含め我々の専門性も現わせる内容表記を検討すること、またリスクマネージメントについて、トレーナーの保険加入についても更に議論の必要性を示されました。
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蛭間専務理事からは、長野オリンピックでのご自身の経験を基にトリートメントシートの活用法や現場での評価法についてご紹介頂きました。フロアーディスカッションでは、以前から議論されている共通ユニフォームの作成や記念品の充実などが挙げられ、他マラソン大会での例では、短時間で効率の良いトレーナーサービスの存在が紹介され、受付コーディネイターの重要性についてのご指摘も含め、まだまだ議論の余地のあるシンポジュームとなりました。文責 今井裕之:埼玉支部)
posted by jatac-atc at 23:00| 支部研修会